前回は怪我をしない練習として「イメージトレーニング」を紹介しましたね。

今回ご紹介する「怪我をしない練習<その2>」は、ずばり、自分が目標とするファイトスタイルの選手やジムの先輩の「動きを真似る」ことです。

 

真似るためには、ただ見よう見真似をするだけでなく

①観察

なぜそのような動きができるのか、対象者の動きをよく観る。ただ漠然と全体の動きを見るのではなく、真似したい動作(攻撃・防御・フットワーク)がどのような動きの流れ・タイミング・条件で発動されるか観る。

②研究

どうすればその動きを実現できるか、考えながら反復練習する。自分でブツブツ言いながらセルフコーチングすると考えることが習慣になりやすい。セルフコーチングでは、自分で自分の動きを注意したり褒めたりする。

③質問

お手本にしている先輩本人やコーチに質問する。自分なりの解釈と練習方法を元に質問し、不明瞭な部分をより明確に理解する。テレビで見る選手の動きを先輩やコーチに質問すると同時に、ボクシング雑誌の試合解説文を読むと視野や着眼点の幅が広がる。(当ブログ内、コーチの観戦記録もぜひ)

④実践

いきなりスパーリングやマスボクシングでは実践しても上手くいかないことが多い。まずは、約束組み手(寸止め)で攻撃と防御の種類や回数を決めて練習する。その際も練習相手に目的を伝え、お互いに意見交換をしながら練習をするとより感触が掴みやすい。

自分の動きとして身体に染み込ませるためには、やはり練習が必要となります。そして、明確な目標を持った練習(考える練習)と何となく行う練習(考えない練習)とでは、結果に差が出るのは言うまでもないですし、考えながら丁寧に練習をすれば不用意に怪我をする確率もぐっと下がるでしょう。